利用者からの口コミ

映画やアート
二人の感性が共鳴して

えむさん (大阪府30代女性)

――双極性障害を隠さずに出会える場所を探していました

イロドリを知ったきっかけは、X(旧Twitter)でした。自分から調べて探したわけではなく、たまたま流れてきた投稿を目にしたのが始まりです。それも公式アカウントではなく、実際にイロドリを使っている方の投稿でした。その投稿を見て、「こういうアプリがあるんだ」と初めて知りました。

それまでは一般的なマッチングアプリも利用していましたが、やり取りを続ける中で必ず出てくる「お仕事は何をされていますか?」という質問が、とても重く感じていました。
当時は療養中だったので、そのことを正直に伝えると、相手の反応が変わったり、距離が一気に広がってしまうことがあり、とても苦しかったです。

私のベースの疾患は双極性障害です。
加えて、発達障害(ASD・ADHDグレーゾーン)や、最近では聴覚情報処理障害(APD)についても診断を受けました。

発達特性は子どもの頃から感じていましたが、双極性障害は社会に出て働き始めてから発症しました。新卒で入社した職場の環境や、上司との人間関係が強いストレスとなり、最初はうつ病、その後に双極性障害へ診断が変わりました。

その後の恋愛は、学生時代とは大きく変わりました。正直、学生の頃は特に意識せずとも恋愛がうまくいっていたと思います。双極性障害を発症し、「障害がある」という病識を持つようになってからは、自分の中に引け目やバイアスが生まれたように感じます。その影響で、恋愛がうまくいくかどうかは、相手が受け入れてくれるかに大きく左右されるようになりました。

双極性障害は、調子の良い時と悪い時の差が大きい疾患です。最初に元気な自分を見せてしまうと、鬱に転じたときにお相手が戸惑ってしまい、「なぜ急に?」「具体的にどう悪いのか?」と、特性のニュアンスが伝わらずにコミュニケーションに齟齬が生まれたこともありました。

また、頭では特性について理解してくれているお相手でも、実際にその波に直面すると受け止めきれなくなってしまう。その繰り返しで、恋愛がうまくいかないことが多かったです。
そうした経験から、「当事者同士の方が感覚的にも分かり合えるのではないか」と思うようになりました。

イロドリでは、プロフィールに障害や就労状況を記載することができるので、それらを「いつ言うか」「どう伝えるか」と悩まずに済みます。私にとっては、それが大きな安心材料でした。

 ――“アートが好きという共通点で「この人となら会ってみたい」と思いました

イロドリに登録したのは深夜でした。アカウントを作成してそのまま眠り、翌朝アプリを開くと、すでに登録が承認され、「いいね」が届いていました。お相手の男性のプロフィールを見て素敵だと感じたので、私もすぐに「いいね」を返してマッチングが成立しました。

彼に惹かれた理由は、趣味がとても合っていたからです。彼は多趣味で、男性では珍しく映画やアートに造詣が深い方でした。私は芸術大学出身で、絵や美術が好きだったこともあり、「この人となら一緒に美術館に行けそうだな」と思ったことが印象に残っています。

映画『砂の器』が好きという共通点や、当時三宮周辺で開催されていたゴッホ展に行きたいという話で盛り上がり、それが初デートにつながりました。

――お会いする前から、心の距離は縮まっていました

彼とは、実際に会う前から通話を重ねて親しくなっていました。
当時の私は体調があまり良くなく、実家に戻ることも考えていましたが、通話やメッセージのやり取りを続ける中で少しずつ回復し、「もう少し一人暮らしを続けてみよう」と思えるようになりました。

初めて彼に会ったときも、すでに親しい感覚がありました。美術館でのデートの後、食事をしながら話が弾み、そのまま自然に交際へと進みました。

出会ってから交際開始までは、10日ほどだったと思います。とても早い展開でしたが、あまり不安はありませんでした。

――細かく説明しなくても、通じ合えている感覚がありました

お互いの障害については、実際に会う前に話していました。特別に構えることはなく、趣味や日常の話と同じ流れで、お互いの疾患や特性について自然に共有していました。

彼にはADHDがあり、現在は寛解していますが過去にはうつ病も経験しています。だからこそ、体調の波や気分の変化についても、言葉にしなくても察してくれることが多いです。

元々お互い一人暮らしをしていましたが、現在は同棲しています。彼は、私の調子が悪いときも、無理に聞き出すことなく、食事を作ってくれたり、静かに寄り添ってくれたりするので、とても有難いです。「分かってもらおう」と頑張らなくても伝わる関係が、こんなにも安心できるものなのだと感じています。

――無理せず、そのままの自分を受け入れてくれる場所を選んでみてほしい

イロドリを利用している方の多くは、私と同じように、一般的なマッチングアプリを一度経験しているのではないかと思います。
障害をオープンにできる点を除けば、使い方は他のアプリと大きく変わらないので、「ちょっと試してみようかな」くらいの気軽な気持ちで始めてみてほしいです。

学生時代と社会人とでは、置かれる環境が大きく違います。学生の頃は、親や先生、友人など、自然と守ってくれる存在が周りにいましたが、社会に出ると「一人の社会人として頑張らなければならない」というプレッシャーが強くなります。私自身がそうだったように、その重さに耐えきれず心や体を崩してしまう方も少なくないと思います。

また、私は家族との関係には恵まれていましたが、SNSなどを見ると、家族関係に悩んでいる当事者の方を多く見かけます。すべてを一人で抱え込まず、理解のある人とつながれる場所を選ぶことは、とても大切だと思います。

私にとっては、「障害があることを前提に出会いを探せる」という安心感が、最初の一歩を踏み出す大きな後押しになりました。
イロドリのように、無理をして自分を変えなくても、そのままの状態で受け入れてくれる人と出会える場所があることを、私自身の経験として伝えたいです。

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