
互いの弱さも認め合えるパートナー
gjkさん ・ 愛知県 30代 男性
IRODORIを始めたきっかけ
――“普通”に合わせられない自分に悩み、診断を受けたのが始まりでした
きっかけは、仕事でのつまづきでした。当時、役場に勤めていたのですが、どれだけ頑張っても計画的に業務が進められない。こだわりが強く、求められるやり方にどうしても合わせられない。そんな悩みを上司に相談したところ、「一度、病院に行ってみては?」と勧められたのです。診断はADHDでした。1年半〜2年ほど前のことです。
対人関係においても、1対1の会話であれば、相手の話を親身になって聞くことができ、自分の想いも伝えられます。しかし、集団になると、途端に話を聞き分けることが難しくなり、自分からうまく発言できずにもどかしさを感じることがありました。
恋愛は1対1の付き合いが主なので入り口はスムーズなのですが、関係が深まるにつれて自分の「物忘れ」や「こだわりの強さ」がお相手に知られてしまい、過去の恋人に不満を抱かせてしまうことがありました。
そうした過去の苦い記憶から、ここ数年は出会いを避けていましたし、一般的なマッチングアプリも使ったことはありませんでした。
そんな時、ネット記事で偶然「IRODORI」を知りました。「障がいに特化」という点に惹かれ、登録を決めました。
お相手と知り合ったきっかけ
――素敵な笑顔と飾らない言葉に惹かれ、“この人だ”と思いました
同じ県内で年齢の近い方を探していた時、彼女のプロフィールが目に留まりました。
何より惹かれたのは、写真に写る彼女の笑顔がとても素敵だったこと。そして、自己紹介文で自分の弱さや現状を包み隠さず書いていたことです。その誠実な人柄に惹かれ、「いいね」を送りました。
彼女は気分の波があり、落ち込みやすい特性がありますが、私自身、仕事で様々な障がいのある方と接してきた経験があったため、そこに壁は感じず、すんなり受け入れることができました。
お相手と仲良くなったきっかけ
――似た境遇への共感と共通の趣味で、自然と仲が深まりました
メッセージでやり取りをする中で、彼女が過去に経験した悩みや辛い出来事が、私や家族の経験と似ていることが分かり、お互いの境遇に共感できたことが大きかったです。
また、二人とも「洋楽や邦ロックが好き」「動物が好き」という共通点もありました。
私がPCで作った曲を彼女に聴いてもらったり、 彼女に誘われて牧場へデートに行ったりして楽しいひとときを重ねていくうちに、自然と距離が縮まりました。
IRODORIを使っていた期間
約4ヶ月
これからIRODORIを利用する方へのアドバイスやメッセージ
――飾らない自分で向き合えば、理解し合える方と出会えます
実際にIRODORIを利用してみて、色々な方のプロフィールを見ましたが、真剣にパートナーを探している方が多い印象を受けました。
私はプロフィールに障がい者手帳を持っていることや、自身の苦手なことをあらかじめ記載しておきました。
また、メッセージの段階で「ADHDの特性で、悪気はないけれど迷惑をかけるかもしれない」と彼女に伝えました。
彼女も「気分が落ち込んで、明るく振る舞えない時や連絡できない時がある」と正直に話してくれました。
お互いに許せる範囲が広く、そうした感覚が似ていたのが良かったと思います。
実際に、彼女の気分が沈んでデートや連絡が減っても、それで関係が悪くなることはありません。無理をして会うより、お互いの気持ちが晴れている時に会えばいいと思っています。
IRODORIの利用を迷っている方がいたら、ぜひ勇気を出して一歩踏み出してみてほしいです。自分から積極的に話しかけてみることで、きっと素敵な出会いにつながると思います。




