利用者からの口コミ

当事者同士だからこそ
自然体でいられる二人

フジさん (大阪府40代男性)

―― 35歳で向き合った「大人の発達障害」

私の障害が分かったのは、35歳の時でした。福祉職として働く中で、自分に思い当たる節があり受診した結果、ADHD(注意欠如・多動症)であると診断されました。

ADHDの代表的な症状である「不注意」は普段あまり感じませんが、思い立ったらすぐに行動する「衝動性」や、こだわりの強さ、好きなことには饒舌になるという特性があります。

また、左右の概念が理解しづらい「左右盲」があり、車の運転ができない一方で、方角(東西南北)の認識は非常に得意といった、できることとできないことの差が激しい面もあります。

診断を受けるまでは、いわゆる「健常者」として生活してきました。対人関係は深く狭くというタイプで、どこか周りとの違いを感じながらも、淡々と過ごしてきました。


―― 他のアプリで痛感した、障害を打ち明けることの難しさ

物心ついた時から、恋愛というものにほとんど興味がありませんでした。
学生時代は男女の話題や下ネタに嫌悪感を抱くこともあり、一度はアロマンティックの会に参加したこともあるほどです。
また、文学や漫画、アニメは好きですが、恋愛感情に共感できないので、恋愛要素のある創作物も苦手です。
過去にお付き合いをした経験も何度かありましたが、どうしても恋愛感情が湧かず、長くは続きませんでした。

30代後半に差し掛かり、「このまま一人で人生を終えるのだろうか」と、将来の孤独に対して急に不安や寂しさを感じるようになりました。

パートナーを探そうと一般的なマッチングアプリを始めてみましたが、そこで直面したのが「障害のカミングアウト」という壁でした。
健常者の方に特性を理解してもらうには、まずその障害や他との違いについての説明から始めなければなりません。
また、どれだけ言葉を尽くしても、当事者にしか分からない感覚や苦労を本当の意味で理解してもらうのは難しいのが現実です。
障害という事実を伝えることに負い目を感じてしまい、結局打ち明けられないまま関係が終わってしまうこともありました。


―― 当事者同士だからこそ「カミングアウトの壁」がない

ADHDの特性からか、私は嘘をついたり隠し事をしたりするのがとても苦手です。
「正直者」とも言えますが、障害を伏せている状況は、常に嘘をついているような罪悪感を伴い、大きな精神的ストレスになっていました。

そんな時に知ったのがイロドリでした。
「ここなら最初から障害を隠す必要がない。負い目を感じず、対等な関係を築けるのではないか」そう感じました。わざわざ一から説明しなくても、最初から「分かる」という共通の土台があるという「カミングアウトしやすい安心感」が、イロドリを始める決め手となりました。


―― 趣味や特性を理解し合える彼女に、人生で初めて恋愛感情を抱きました

イロドリで出会った彼女は、プロフィールがとても丁寧に書かれていて、誠実な人柄が伝わってくる方でした。お互いにADHDの当事者であり、アートや少しマニアックな映画が好きという共通点も多く、「この人と話したら絶対に楽しい」と直感して自分からアプローチしました。

初めてのデートは美術展へ。
事前にメッセージや通話で多くのことを共有していたので、会った瞬間から気兼ねなく会話が弾みました。一般的な恋愛ではマイナスに捉えられがちなADHDの特性も、当事者同士なので「当たり前のこと」として自然に受け入れ合えたのが大きかったです。

出会って間もない頃でしたが、心を通じ合える彼女に対して、私は人生で初めて「恋愛感情」というものを抱き、告白をしました。


――「ありのまま」でいられる心地よい関係を、大切に育んでいます

交際が始まってからは、京都の歴史スポットを巡ったり、クリスマスにイルミネーションを見に行ったりと、二人でたくさんの思い出を作っています。私が好きな歴史の話を夢中でしていると、彼女はそれを知的だと褒めてくれます。自分の好きなことを否定されず、素直に表現できる今の関係は、私にとって何よりも心地よいものです。

もちろん、すれ違いが全くないわけではありませんが、その都度話し合い、お互いの変えられない部分も尊重しながら、少しずつ前に進んでいます。今では、将来の結婚についても話すようになりました。


―― 障害をオープンにすることで見つかる幸せの形

障害があることで恋愛を諦めたり、自分を偽って疲れてしまっている方にこそ、イロドリを利用してほしいです。
過度に気を遣ったり、自分を偽ったりすることなく気兼ねなく話せるのは、精神的にとても楽です。これらは他のアプリにはない、当事者同士の出会いだからこその魅力だと思います。

かつて障害を負い目に感じて恋愛を遠ざけていた私でも、ありのままの自分を受け入れてくれる、かけがえのないパートナーに出会えました。
どうか自分を諦めず、前向きな気持ちで一歩を踏み出してみてください。

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