
「解離性同一性障害(DID:Dissociative Identity Disorder)」があると、気持ちに一貫性がなくなったり、言動の変化が激しくなったりします。
恋愛においても、
「誰かを好きになったはずなのに、別の人格が現れると気持ちがわからなくなる。」
「好意を持っている人のはずなのに、距離を置きたいと考えている自分がいる。」
というような感情のずれに戸惑うことが少なくありません。
そこで、本コラムでは解離性同一性障害の人が恋愛感情のズレを埋めるためにやるべきことについて解説します。
Contents
なぜ解離性同一性障害があると恋愛感情のズレが生じやすいのか

「解離性同一性障害(DID:Dissociative Identity Disorder)」とは、強いトラウマ体験などから心を守るために、意識や記憶、感情が分かれ、複数の人格状態が交代して現れる精神障がいです。
別の人格に入れ替わることにより、恋愛を始めとした生活面に支障をきたします。
そのような解離性同一性障害が恋愛に及ぼす影響のひとつが「恋愛感情のズレ」です。
ここからは、解離性同一性障害があると恋愛感情のズレが生じやすい理由を3つ紹介します。
- 人格ごとに感情や価値観が異なる
- 人格が入れ替わったときの記憶がなくなる
- 過去のトラウマにより恋愛に対して後ろ向きになる
解離性同一性障害について詳しく知りたい方は、こちらのコラムをご覧ください。
人格ごとに感情や価値観が異なる
人格ごとに感情や価値観が異なることは、解離性同一性障害の人が恋愛するうえで恋人と恋愛感情が生じてしまう要因のひとつです。
一例として、ある人格は安心感や好意を抱いていても、別の人格は同じ人物に対して警戒心や距離を取りたい気持ちを持つことがあります。
その結果、好意がある人への態度が変わるため、恋愛感情が揺れ動いていると受け取られやすくなります。
人格が入れ替わったときの記憶がなくなる
解離性同一性障害により人格が入れ替わると、入れ替わった時の記憶が別の人格に共有されないことがあります。
このような特性が原因で恋人との会話や印象的なできごとを把握していないと、恋人への好意がないと誤解されてしまうでしょう。
このように、解離性同一性障害による人格の入れ替わりが恋愛感情のズレとして表れることがあります。
過去のトラウマにより恋愛に対して後ろ向きになる
解離性同一性障害による過去のトラウマ体験も、恋愛感情のズレを生む要因のひとつです。
親密な関係は安心をもたらす一方で、過去のつらい記憶を刺激することもあります。
そのため、近づきたい気持ちと同時に距離を取りたい反応が生じ、感情の不一致が起こることも少なくありません。
また、このような人間関係に対するネガティブな印象が原因で、親密度に対して相手との認識のズレが生じることもあります。
解離性同一性障害の人が恋愛感情のズレを埋めるためにやるべきこと

近年、解離性同一性障害の治療法として、精神療法をはじめとしたさまざまな治療法が誕生しています。
しかし、治療したからといって、必ずしも複数の人格が1つに統合するとは限りません。
そのため、解離性同一性障害と向き合うためには、異なる人格があることを前提として言動を改善することが求められます。
解離性同一性障害の症状を軽減するための対策は、恋愛感情のズレが生じたときにも有効です。
ここからは、解離性同一性障害の人が恋愛感情のズレが生じたときにやるべきことを5つ紹介します。
- 自分の特性を正しく理解する
- 安心できる出会いの環境を選ぶ
- 無理のないペースで恋愛を進める
- 自分と恋人の認識を合わせる
- 他人と比較しない
自分の特性を正しく理解する
解離性同一性障害による恋愛感情のズレを防ぐ第一歩として、自分の特性を正しく理解することから始めましょう。
人格ごとに感情や考え方が異なる場合があると把握することで、自分の気持ちの揺れに戸惑いにくくなります。
また、気持ちが変化する要因を見極めることで、症状を軽減するための糸口を探しやすくなるでしょう。
自分の力ではうまく理解できないという方は、カウンセラーや精神科医などの専門家に相談してみてください。
安心できる出会いの環境を選ぶ
解離性同一性障害による恋愛感情のズレを埋めるためには、自分が安心できる出会いの場を探しましょう。
解離性同一性障害について理解がある人がいる環境では、解離性同一性障害による恋愛感情のズレを受け入れられやすくなります。
また、解離性同一性障害の人に役立つアドバイスをもらえることもあるため、自身を持って恋愛に励めるようになるでしょう。
解離性同一性障害の方が安心して恋活・婚活に励める環境をお探しの方は、こちらのコラムをご覧ください。
無理のないペースで恋愛を進める
解離性同一性障害の人が恋愛するときは、無理のないペースで恋愛関係を育むことを意識しましょう。
連絡頻度や会う回数を調整することで、人格間の混乱や感情の揺れを軽減できます。
また、ゆっくりと関係を築くことで、冷静に自己分析できる余裕が生まれるため、恋愛感情のズレに気づきやすくなります。
自分と恋人の認識を合わせる
恋人と健全な関係を育むためには、解離性同一性障害について恋人との認識を合わせましょう。
認識の違いを事前にすり合わせることで、誤解やすれ違いが起こりにくくなります。
なお、解離性同一性障害についてすべてを詳しく説明する必要はありません。
気持ちに波があることを伝えるだけでも、十分に認識のズレを軽減できます。
相互理解を深めることで、お互いに無理のない関係を目指しましょう。
解離性同一性障害をはじめとした精神障がいがある方との接し方にお悩みの方は、こちらのコラムをご覧ください。
他人と比較しない
解離性同一性障害と向き合いながら恋愛するためには、他人の恋愛と自分の恋愛を比べないようにしましょう。
周囲と同じであろうとすると、かえって感情のズレが大きくなることがあります。
解離性同一性障害の有無にかかわらず、恋愛の形や進み方が異なるのは自然なことです。
自分に合った関係性を大切にすることで、精神状態を安定させましょう。
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今回は、解離性同一性障害の人が恋愛感情のズレを埋めるためにやるべきことについて解説しました。
解離性同一性障害により恋愛感情のズレが生じたとしても、無理に修復しようとする必要はありません。
自分の中にある複数の気持ちを理解し、少しずつ調整することで、自分らしい恋愛の形を模索できるようになります。
解離性同一性障害が原因で恋愛に対して消極的だった方も、本コラムを参考に恋愛への第一歩を踏み出してみてください!
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