パートナーが理解してくれない…統合失調症の恋愛で相手と向き合う方法
2025/03/04/
統合失調症は、現実との接触を失い、幻覚や妄想、思考の乱れが現れる精神障がいです。
恋愛をはじめとした人間関係や日常生活に大きな影響を与えます。
本コラムでは、統合失調症を持つ人が恋愛においてパートナーと向き合う方法を紹介します。
Contents
統合失調症とは
統合失調症は、思考、感情、行動に影響を及ぼす精神障がいです。
厚生労働省によると、日本人の統合失調症有病率は1.24%とされています。
統合失調症を発症すると、幻覚や妄想、思考の混乱などの症状が現れます。
統合失調症の発症原因は、明確ではありません。
しかし、一般的には脳内の神経伝達物質の異常や遺伝的要因、ストレスなどが関与すると考えられています。
統合失調症について詳しく知りたい方は、こちらのコラムをご覧ください。
うつ病との違い
うつ病は、気分の落ち込みや意欲の低下が続き、日常生活に支障をきたす精神障がいです。
統合失調症と同じ精神障がいに分類されますが、症状が異なります。
統合失調症は幻覚や妄想、思考の混乱などが特徴の精神障がいで、現実との認識にズレが生じることがあります。
一方、うつ病は持続的な抑うつ気分や興味・関心の喪失が主な症状です。
統合失調症は認知機能や現実認識に影響をおよぼすのに対し、うつ病は主に気分や意欲に影響を与える点が大きな違いです。
うつ病について詳しく知りたい方は、こちらのコラムをご覧ください。
統合失調症についてパートナーに理解されにくい理由
統合失調症について、パートナーをはじめとした周囲の人に話しても理解してもらえないことがあります。
ここからは、統合失調症についてパートナーに理解されにくい理由を4つ紹介します。
- 社会的な偏見や誤解がある
- 外見からはわかりにくい
- 症状が多岐にわたる
- 患者自身が自分の症状を認識していないことがある
社会的な偏見や誤解がある
統合失調症は幻覚や妄想などの症状が知られています。
その一方で、正しい理解が広まっておらず、現代でも社会的な偏見や誤解が根強く残っています。
そのため、パートナーも病気の本質を理解しにくく、統合失調症の症状を当人の性格や行動の問題と誤解することが少なくありません。
外見からはわかりにくい
統合失調症は外見からは症状が見えにくく、精神的な負担や混乱を抱えていたとしても、うまく周囲に理解してもらえません。
とくに、パートナーは、症状による不安や疲れを気分の問題と捉えてしまうことがあります。
そのため、症状の本質に気づかず、適切な配慮が難しくなります。
症状が多岐にわたる
一般的に、統合失調症の症状は、幻覚や妄想、意欲の低下、集中力の低下などと認知されています。
しかし、症状の現れ方は個人によって異なります。
そのため、パートナーが症状を理解しにくく、単なる気分の浮き沈みと誤解されることも少なくありません。
患者自身が自分の症状を認識していないことがある
統合失調症の患者は、幻覚や妄想を現実と信じ込みます。
そのため、異常を感じず、周囲に助けを求めることも難しくなります。
パートナーも症状の深刻さを理解しにくく、単なる性格の問題と誤解することもあるでしょう。
統合失調症を持つ人がパートナーと良好な関係を築く方法
ここからは、統合失調症を持つ人がパートナーと良好な関係を築くためにやるべきことを5つ紹介します。
- 自分の症状や特性を理解する
- 自分の状態や感情を率直に伝える
- パートナーにしてほしいことを具体的に伝える
- 共通の興味を持つ
- お互いの限界や状況を理解する
統合失調症を持つ人のパートナーが意識すべきことについて知りたい方は、こちらのコラムをご覧ください。
自分の症状や特性を理解する
統合失調症を持つ人がパートナーと良好な関係を築くためは、自己理解を深めましょう。
自分の症状や特性を理解することは、パートナーに自分の状態を正確に伝え、適切なサポートを得ることにつながります。
また、自己理解が進むことで感情のコントロールがしやすくなり、コミュニケーションの質も向上するため、信頼関係を深められます。
自分の状態や感情を率直に伝える
統合失調症を持つ人がパートナーと良好な関係を築くためには、自分の状態や感情を素直にパートナーへ伝えましょう。
統合失調症による不安やストレスについてパートナーへ共有することで、パートナーが統合失調症について適切に理解し、信頼関係を深められます。
また、無理をせずに安心できる関係を築くことで、お互いに心の負担を軽減し、より安定したパートナーシップを維持できます。
パートナーにしてほしいことを具体的に伝える
統合失調症を持つ人がパートナーと良好な関係を築くためには、どのようにサポートしてほしいか具体的に伝えましょう。
統合失調症を持つ人がパートナーと良好な関係を築くには、パートナーの理解と協力が欠かせません。
パートナーからの協力を得ることでストレスを軽減し、安定した精神状態を保ちやすくなります。
なお、すべてのことをサポートしてもらうとパートナーの負担が大きくなります。
自分でできることは自分で担当しつつ、サポートしてもらうことへの感謝を忘れないようにしましょう。
共通の興味を持つ
統合失調症を持つ人がパートナーと良好な関係を築くには、共通の興味を持つことが効果的です。
共通の趣味や関心事を通じて楽しい時間を共有することで、ポジティブなつながりが生まれ、信頼関係が深まります。
また、共に楽しむ活動はストレス軽減や気分転換にもつながり、精神的な安定にもつながります。
お互いの限界や状況を理解する
統合失調症を持つ人がパートナーと良好な関係を築くためには、お互いのキャパシティや状況を共有しましょう。
症状による疲労や不安、集中力の低下などを理解し、無理を強いない関係を築くことで、安心感が生まれます。
また、パートナー側の負担や感情も尊重することで、互いに思いやりを持って支え合えます。
パートナーとの関係がうまくいかないときのセルフケア
パートナーとの関係性は常に変化します。
とくに、パートナーとの関係が上手くいっていないと、ストレスを感じるため、自身の障がいにも影響をおよぼします。
ここからは、パートナーとの関係がうまくいかないときに実践してほしいセルフケアを5つ紹介します。
- 十分な休息をとる
- リラクゼーション法を実践する
- 自分の好きなことに時間を使う
- 日々の感情や出来事を記録する
- 自分を励ます言葉をかける
十分な休息をとる
統合失調症を持つ人がパートナーとの関係がうまくいかないときは、十分な休息をとりましょう。
ストレスや疲労は、症状を悪化させ、感情のコントロールを難しくします。
休息をとることで心に余裕が生まれ、パートナーとより建設的に話し合えるようになります。
リラクゼーション法を実践する
統合失調症を持つ人がパートナーとの関係がうまくいかないときは、リラクゼーション法を実践しましょう。
深呼吸や瞑想、軽いストレッチなどを実施することで、ストレスや不安が軽減され、冷静に状況を受け止めやすくなります。
また、心が落ち着くと、パートナーとのコミュニケーションも円滑になり、関係を前向きに修復できるでしょう。
自分の好きなことに時間を使う
統合失調症を持つ人がパートナーとの関係がうまくいかないときは、自分の好きなことに時間を使いましょう。
趣味や興味のある活動に集中することで、ネガティブな感情から一時的に離れ、自己肯定感を取り戻しやすくなります。
また、心に余裕が生まれると、パートナーとの関係を冷静に見つめ直せるため、関係性を修復できるようになります。
日々の感情や出来事を記録する
統合失調症を持つ人がパートナーとの関係がうまくいかないときは、日記などに日々の感情や出来事を記録しましょう。
自身の内面を文字に起こし、気分の変化やストレスの原因を把握することで、冷静に問題に向き合いやすくなります。
また、記録をパートナーと共有することで、相手に自分の状況をより理解してもらい、適切なサポートを受けやすくなります。
自分を励ます言葉をかける
統合失調症を持つ人がパートナーとの関係がうまくいかないときは、自分を励ます言葉をかけましょう。
ネガティブな思考に陥ると、症状が悪化する可能性があります。
自分自身を励ますことで、否定的な思考にとらわれるのを防ぎ、前向きな視点で状況を受け止めやすくなります。
また、自己受容を促進し、冷静に関係を見直す力を育むことで、パートナーとの関係性も改善できるでしょう。
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今回は、統合失調症を持つ人が恋愛においてパートナーと向き合う方法を紹介しました。
統合失調症を持つ人が恋愛でパートナーと向き合うには、正直なコミュニケーションとお互いの理解が欠かせません。
互いに支え合い、症状についての理解を深めることで、健康的な関係が築けます。
パートナーと良好な関係を築きたい方は、勇気を出して自身の症状のことを伝えてみましょう!
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