恋愛では、良好な関係が長続きするとは限りません。
ささいなことがきっかけで、恋人から裏切られることがあります。
そのため、恋人との信頼関係への不安に対して、どのように行動するかによって恋人との恋愛関係が継続するかどうかが決まるといっても過言ではありません。
本コラムでは、恋人に裏切られるかもしれないと感じる理由や対処法などを紹介します。
Contents
恋人に裏切られてしまうと考える理由
恋愛では、恋人と良好な関係を築いていたとしても裏切られてしまうのではないかという不安を感じてしまうことがあります。
本記事では、恋人に裏切られてしまうと考える理由を5つ紹介します。
- 過去のトラウマ
- 自己肯定感の低さ
- 信頼関係が構築しきれていない
- 否定的な言動に敏感
- SNSなどの影響
過去のトラウマ
株式会社メディアジーンによると、全国にいる10〜60歳代のうち、35.7%が大事な人に裏切られた経験があるとされています。
このように、恋愛において人に裏切られた経験から、交際中の恋人にも同様の不安を感じてしまいます。
また、恋愛以外の人間関係におけるトラブルが恋愛に影響を及ぼすことも少なくありません。
自己肯定感の低さ
こども家庭の調査によると、日本人の16.5%が自分のことが好きだと思わないと回答しました。
とくに、以下のような精神障がいがあると、自己肯定感が低くなりやすい傾向があります。
自己肯定感が低くなる精神障がい
- うつ病
- 自己愛性パーソナリティ障がい
- 境界性パーソナリティ障がい
- 回避性パーソナリティ障がい
- 社交不安障がい
自己肯定感が低いと、自分は愛されていないと感じやすく、恋人の些細な言動も裏切りと解釈してしまいます。
自己肯定感の高さが及ぼす影響について詳しく知りたい方は、こちらのコラムをご覧ください。
信頼関係が構築しきれていない
交際したばかりで信頼関係が十分に築けていないと、相手の行動や言葉に対して不安や疑念を抱きやすくなります。
不十分な信頼関係により、裏切られるかもしれないという不安が募り、警戒心が増します、
とくに、恋愛経験が少ない方や恋愛に対して苦手意識を感じている方は注意しましょう。
否定的な言動に敏感
他の人と比較したり、過去の失敗を持ち出して責めたりするなど、他人の否定的な言動に対して敏感に反応してしまう人は、恋人の些細な批判や無関心な態度を過剰に受け取ってしまいます。
とくに、回避性パーソナリティ障がいや拒絶過敏性不快症などは、否定的な言動に敏感なる精神障がいの代表例です。
恋人の否定的な態度に対して精神的ストレスが募ると、自分は恋人から愛されていないと不安を抱きやすくなります。
恋人への不安が自己防衛や疑念となり、恋人との関係構築を妨げてしまうでしょう。
否定的な言動に敏感になる回避性パーソナリティ障がいについて詳しく知りたい方は、こちらのコラムをご覧ください。
SNSなどの影響
近年、インターネットやスマートフォンの普及などにより、SNSを利用する人が増えました。
SNSなどで、他人の恋愛における失敗談や、浮気された経験談などに触れる機会が増えると、自分も裏切られるのではないかという不安を感じやすくなります。
また、恋人のSNSアカウントを知っていると、投稿内容やフォロー関係が気になってしまうため、不安を感じやすくなります。
恋人に裏切られてしまうという不安を強めるNG行為
恋人との信頼関係について不安を感じることは、決して珍しいことではありません。
しかし、不安を感じた後の言動によっては、より一層不安を強めたり、恋人との信頼関係を悪化させたりすることがあります。
ここからは、恋人に裏切られてしまうという不安を強めるNG行為を5つ紹介します。
- 過剰な連絡
- 恋人のスマホやSNSを勝手に見る
- 恋人の行動を逐一問い詰める
- 過去の浮気や失敗を何度も持ち出す
- 自分を責める
過剰な連絡
恋人との関係性に不安を感じたとしても、恋人の都合を考えず、メッセージを送ったり、電話したりしないようにしましょう。
過剰な連絡は、恋人の自由やプライバシーを侵害し、相手にプレッシャーを与えます。
以下のような行動は、恋愛関係の不安を強める原因になるので注意してください。
過剰な連絡
- 返事が来る前に何度もメッセージを送る
- 相手の行動や居場所を逐一確認する
- 「今何しているの?」「誰といるの?」と何度も聞く
- 既読・未読スルーに過敏に反応して責める
- 電話を何回もかけ続ける
- 返事が遅いことへの不安や怒りをぶつける
恋人のスマホやSNSを勝手に見る
恋愛関係に不安を感じたとしても、恋人のスマホやSNSは勝手に見てはいけません。
恋人のスマホやSNSを無断で見る行為は、信頼を損ねるだけでなく、疑念を深めてしまいます。
とくに、同居を始めると、恋人のスマホやSNSを閲覧できる機会は増えます。
しかし、合意なくスマホやSNSを見ると、訴訟や損害賠償請求が起きることもあるので注意しましょう。
恋人の行動を逐一問い詰める
恋人との関係に不安を感じたとしても、恋人の行動を細かく詮索するのはやめましょう。
以下のようなことを逐一問い詰めると、相手に圧迫感を与え信頼関係を壊します。
恋人の行動を逐一問い詰める具体例
- なんで帰るのが遅くなったの?
- 今日は誰といたの?
- なんでSNSでこの人のことをフォローしているの?
- この予定をキャンセルしたのはなんで?
また、恋人の行動についてしつこく聞き出そうとすると、恋人は窮屈さを感じ、反発や距離を置くようになります。
過去の浮気や失敗を何度も持ち出す
過去の浮気や失敗を何度も持ち出すと、恋人の自己肯定感を傷つけ信頼関係を壊します。
とくに、喧嘩したときに過去の浮気を蒸し返すと、恋人は心を閉ざし、心理的距離を取るようになるでしょう。
また、双極性障がいや気分変調症など、気分の浮き沈みが激しい精神障がいでは、気分が落ち込んでいるときに、意図せず恋人を傷つけてしまうことがあります。
気分の浮き沈みが激しい精神障がいである双極性障がいについて詳しく知りたい方は、こちらのコラムをご覧ください。
自分を責める
恋愛関係が上手くいかなくても、自分を責めないようにしましょう。
自分を責めることは、自己肯定感を下げ、不安を増幅させます。
以下のようなときに自分のことを責めると、不安が深刻化し、恋愛関係にも悪影響を及ぼします。
恋愛において自分を責めてしまう状況
- 恋人の機嫌が悪い
- メッセージの返信が遅い
- 恋人と喧嘩になる
- 恋人に嫌われたと感じる
恋人に裏切られてしまうという不安への対処法
ここからは、恋人に裏切られてしまうという不安への対処法を3つ紹介します。
- 不安を受け入れる
- 自分の気持ちを恋人へ伝える
- 恋人以外の人間関係を大切にする
不安を受け入れる
恋愛関係に対して不安を感じたら、その不安と向き合いましょう。
不安を否定せず受け入れることで、自分の本当の気持ちに気づけます。
また、不安を押さえ込もうとすると、かえって不安が強まり、恋人へ過度に期待したり依存したりしてしまいます。
恋愛関係に対する不安を認め、冷静に対処できるようになりましょう。
自分の気持ちを恋人へ伝える
恋愛関係の不安による精神的ストレスを溜め込まないために、日常的に自分の気持ちを恋人へ伝えましょう。
自分の言いたいことを我慢している、と不満が積もり、関係にひびが入りやすくなります。
自分の気持ちを恋人に伝えることで、誤解やすれ違いを防げます。
素直な気持ちを伝えることで、自分のことを恋人に理解してもらい、信頼や安心感を深めましょう。
恋人側の接し方について知りたい方は、こちらのコラムをご覧ください。
恋人以外の人間関係を大切にする
恋人との関係性を維持するためには、恋人以外の人間関係を大切にしましょう。
恋人以外の人間関係を大切にすることで、視野が広がり、恋愛に過度に依存することを防げます。
また、外からの客観的な意見や安心感を得ることで、自分の感情を冷静に整理しやすくなります。
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今回は、恋人に裏切られるかもしれないと感じる理由や対処法などを解説しました。
恋愛では、恋人との関係に心地よさを感じる一方で、些細なことで関係が悪化するのではないかと心配することがあります。
とくに、精神障がいを抱えていると恋愛関係への不安が高まりやすいでしょう。
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