過度に依存してしまう…不安障がいの恋愛で健全な距離感を保つ方法
2025/03/04/
不安障がいは、過度の不安や恐怖が日常生活に影響を与える精神的な障がいです。
不安障がい特有の症状である過度な依存により、パートナーと適切な距離感で接できないという人もいます。
そこで、本コラムでは不安障がいを持つ人が恋愛で健全な距離感を保つ方法を紹介します。
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不安障がいとは
不安障がいとは、過ストレスや遺伝、脳内の神経伝達物質のバランス異常などが原因で、過度な不安や心配が日常生活に支障をきたす精神障がいのことです。
千葉大学大学院医学研究院認知行動生理学によると、不安障がいの有病率は男性19.2%、女性30.5%と女性の方が高い傾向があります。
不安障がいは、「全般性不安障がい」や「パニック障がい」、「社会不安障がい」などに分類され、動悸や発汗、集中力低下、睡眠障害などの身体・精神的な症状が現れます。
不安障がいについて詳しく知りたい方は、こちらのコラムをご覧ください。
うつ病との違い
うつ病は、持続的な抑うつ気分や興味・関心の低下が特徴の精神障がいです。
うつ病と不安障がいは似ている点もありますが、症状が異なります。
うつ病の主な症状は、主に気分の低下や興味や喜びの喪失、無力感、疲労感などです。
過去や現在に対する否定的な思考など、精神的症状が中心となります。
一方、不安障がいは将来に対する過度な心配や恐れによる動悸や発汗、集中力低下などの身体的症状がともないます。
うつ病について詳しく知りたい方は、こちらのコラムをご覧ください。
心配性との違い
心配性とは、実際の危険や問題がない状況でも過度に不安を感じ、最悪の事態を想像してしまう性格傾向のことです。
心配性と不安障がいの違いは、心配の強さや生活への影響にあります。
心配性は日常生活における特定の出来事に対して一時的に不安を感じる状態です。
一方で、不安障がいは過度で制御しにくい不安が長期間続き、生活や仕事、人間関係に支障をきたします。
心配性であれば問題ありませんが、不安障がいの場合は精神科で診察を受ける必要があります。
どのような状態になったら精神科へ通うべきか知りたい方は、こちらのコラムをご覧ください。
不安障がいがあると過度な依存が生じる原因
不安障がいが発症すると、過度な依存が生まれることがあります。
過度な依存は、パートナーとの関係構築に影響をおよぼすため、注意しなければなりません。
ここからは、不安障害があると過度な依存が生じる原因を3つ紹介します。
- 不安からの逃避
- 否定的な思考
- 社会的スキルの不足
不安からの逃避
不安障がいがある人は、強い不安や恐怖を感じる場面で心の安定を求めます。
心の安定を求めるあまり、パートナーや友人など、特定の人や行動へ過度に依存することがあります。
依存することで一時的に安心感を得られますが、不安の根本的な解消にはつながりません。
むしろ、依存が強まることで自己の問題解決能力が低下し、さらに不安を感じやすくなる悪循環に陥ることがあります。
否定的な思考
不安障がいがある人は、物事を悲観的に捉えやすく、自分では問題を解決できないと感じることがあります。
このような否定的な思考が続くと、安心感を得るために特定の人や行動に過度に依存します。
特定の人や行動に依存することで一時的に心が落ち着きますが、自己肯定感の低下や不安の慢性化を引き起こしかねません。
社会的スキルの不足
不安障がいがある人は、社会的スキルが不足していると感じることがあります。
社会的スキルが不足していると感じると、人間関係において自信を持ちにくくなります。
その結果、自分だけでは対処できないという不安から、特定のパートナーや家族に精神的な支えを求め、過度に依存してしまうのです。
また、依存によって安心感を得る一方で、自立心や対人スキルの成長が妨げられることもあります。
不安障がいを持つ人と恋愛で健全な距離感を保つ方法
不安障がいによる過度な依存を避けるためには、健全な距離感を保つことが重要です。
ここからは、パートナーと健全な距離感を保つ方法を4つ紹介します。
- できることとできないことを明確にする
- 不安や感情を率直に伝える
- 趣味やリラクゼーション法を取り入れる
- 専門家のサポートを活用する
できることとできないことを明確にする
不安障がいを持つ人と恋愛で健全な距離感を保つためには、自分の限界や期待を明確化しましょう。
不安障がいと向き合うためには、パートナーのサポートが欠かせません。
しかし、過度にサポートしてもらうと、罪悪感を感じたり、パートナーが疲弊したりします。
お互いにできることとできないことを理解し、率直に話し合うことで、安心できる関係を築きつつ、双方の心のバランスを保てます。
不安や感情を率直に伝える
不安障がいを持つ人と恋愛で健全な距離感を保つためには、不安や感情を率直に伝えましょう。
パートナーに本心を隠すと、誤解を招き、不安をさらに強めます。
自分の気持ちや困っていることを素直に共有することで、相互理解が深まり、信頼関係を築きやすくなるでしょう。
趣味やリラクゼーション法を取り入れる
不安障がいを持つ人と恋愛で健全な距離感を保つためには、趣味やリラクゼーション法を取り入れてください。
お互いに心の安定を保つ時間を確保することで、過度な依存を避けられるため、バランスの取れた関係を築けます。
また、趣味や関心があることを共有すると、ポジティブな体験を増やし、相手との信頼関係を深められるでしょう。
専門家のサポートを活用する
パートナーとの距離感について自分だけでは解決できないときは、専門家のサポートを活用しましょう。
カウンセラーや精神科医のアドバイスを得ることで、症状への適切な対処法を把握でき、互いに無理のない関係を築けます。
また、友人や家族などの第三者の視点が加わることで、コミュニケーションのズレを修正し、心の負担を軽減しながら安定したパートナーシップを維持できるようになります。
不安障害をはじめとした精神障がいについて相談できる専門家について知りたい方は、こちらのコラムをご覧ください。
不安障がいに理解がある人と出会いたい方にはIRODORIがおすすめ
今回は、本コラムでは不安障がいを持つ人が恋愛で健全な距離感を保つ方法を紹介しました。
不安障がいを持つ人が恋愛で健全な距離感を保つには、自己理解やコミュニケーションの積み重ねが欠かせません。
お互いの気持ちを尊重し、安心感を持つことで、関係が長続きしやすくなります。
どうしてもうまくいかないときは、友人や家族、専門家など信頼できる人に相談しましょう。
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